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【親が毒親じゃないのに生きづらい】隠れアダルトチルドレン

隠れアダルトチルドレン

~親が毒親ではないのに生きづらい方へ~

             

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こんにちは、

ただ心のカウンセリングの太多(ただ)です。

アダルトチルドレンという言葉、どこかで聞いたことがあるかもしれません。

人によっては、、虐待、育児放棄、毒親、そのような言葉と結びついているかもしれません。

残念ながら日本にもそのような家庭があり、そんな親に育てられてた方は、人を信じられなかったり、自分に自信を持てなかったり、健全なコミュニケーションがよくわからなかったりと、社会で生きることがむつかしくなってしまいます。

多くの方はこのような環境で育った人のことをアダルトチルドレンと理解しているかもしれませんが、日本のアダルトチルドレンの多くは、そんな親でなく、世間的に見て「いい親」「いい人」に育てられていることが多いように感じられます。

そんな「いい親」に育てられているのに、アダルトチルドレンなんておかしい、、そんなふうに思うかもしれません。

実は、アダルトチルドレンになってしまうのは、親が「いい親」「いい人」かどうかとはあまり関係がないんです。

「いい親」「いい人」であっても、子どもがアダルトチルドレンになってしまうことがあります。それはなぜか。。

アダルトチルドレンになってしまう原因は、親が子どもの気持ちを聴いていたか、受けとめていたか家族内で気持ちのやりとりがあったかどうか、ということによるからです。

子どものことを大切に思うがゆえに、こうしたほうがいい、これは危ないからだめ、と先に先に子どもの行動を決めようとしてしまう。

そうすると、子どもは親の決めた通りに行動しますが、自分の気持ちを言わなくなってしまいます。

いえ、言っていたかもしれませんが、親がよくないと思ったことについては反対されたり、親がいいと思うほうを何度も勧められてしまうために、次第に自分の意見を言わなくなり、自分の気持ちを言わなくなってしまったのかもしれません。

そんなふうに育つと、子どもは親の顔色をうかがい、嫌な顔をされなければOK、だけど少しでも嫌な顔をされたりしたら、何がだめだったのかを考えるようになってしまいます。。

家でそんなふうに過ごしていると、外でも同じようになってしまいます。

友人や職場の人の機嫌が少しでも悪くなると、なにか嫌なことしたかな?と考えてしまったり、機嫌を取ろうとしてしまったり、、

何も言われていないのに、他人の機嫌ばかり気になってしまう。そして自分の気持ちは後回し、、

人に迷惑をかけてはだめ、だから自分の気持ちは我慢しなきゃ、、

そういうことが当たり前になってしまいます。

そんなふうにしているうちに、こうしちゃだめ、こうしてないとだめ、というルールのようなものがどんどん増えてきて、

それをクリアできていない自分を責めてしまう。。

いつもなにかしらできていないから、そんな自分に辟易してしまい、いっそ誰も自分のことを知らないようなどこかへ行きたい、、消えたい、、そんなふうに思ってしまうかもしれません。

そんな生きづらさを抱えていても、周りの人には全然伝わらなくて、甘えだと言われたりすると、もっと頑張らなきゃ、、と思ったり、

それでやっと、何か変だ、人と違うな、、と思っていろいろ調べてみると、アダルトチルドレンというのに当てはまるけれど、自分の親はそんな悪い人じゃない、

今までちゃんと育ててくれたし、高い学費も出してくれた、、そんな人のせいにしたら、それこそ自分はだめ人間なんじゃないか、、そんなふうに思ってしまうかもしれません。

ですがあなたがアダルトチルドレンに当てはまるかどうかは、親に気持ちを聴いてもらったか、受けとめてもらったか、家族内に気持ちのやりとりがあったかどうかによるものであって、

親がいい人かどうかによるものではありません。

あなたの親にも育ってきた環境があって、あなたの親も気持ちを聴いてもらったり、受けとめてもらったりしてこなかったのかもしれません。

親が知らないからできない、それであなたもしてもらえなかった、、ということかもしれません。

そのような親の多くは、不安を抱えていることが苦手です。

そんな親は、早く不安をすっきりさせないとツライ、、だから親が不安になるようなことを子どもがしてしまうと、何とかやめてほしい、やめさせたいと思ってしまう。

これでは、親の不安を楽にさせてあげるために、子どもが親の気持ちを聴いて、行動を変えるということになってしまいます。

親の言い分としては、「あなたのためを思って」となるかもしれませんが、実際は親自身の気持ちを楽にしてもらうために、子どもに言うことを聴いてもらおうとしている、ということになります。

それをいくら説明しようとしても、親には理解してもらえません。

それを親が受け入れるということは、今までよかれと思ってしてきたことのほとんどが間違っていたと認めることになってしまうから、、

人によっては、自分の人生のほとんどを否定してしまうことになるかもしれません。

親は悪い人ではない、だけど認めてもらえることもなさそう、としたら、どうすればいいのか、どう考えればいいのか、、

その部分をカウンセラーはお手伝いしてくれます。

人によっては数ヶ月かかるかもしれません、まれではありますがタイミングによっては1、2ヶ月で大きく変わる人もいます。

育ってきた環境の中で作ってしまった、作らざるを得なかった考え方を変えていくことと同時に、なぜか感じてしまう恐怖や罪悪感、、それらが楽になってくると、とても生きやすくなってきます。

恐怖や罪悪感については、脳の内側で反応してしまっているため、変えていくことがとてもむつかしかったのですが、ここ10数年でトラウマ治療が飛躍的に進んできているため、可能になってきています。

長年の生きづらさはもう変わらないだろう、、そんなふうに思ってしまうかもしれませんが、少しでも変わりたいという気持ちがあるのなら、あなたの通える範囲にいるカウンセラーと一度話してみてもらえたらと思います。

信じられないかもしれませんが、あなたに特別なものがなくても、がんばっていなくても、何もしていなくても、あなたはほめてもらったり大事にしてもらったりしていいんです。

今はそうでないかもしれませんが、そうなることは可能です。

ご自分ではそう思えないかもしれないので、どこかのカウンセラーがそんなこと言ってたな~と何となく思っててもらえるとうれしいです。

著者:公認心理師 ただ心のカウンセリング 太多誠

 tel: 076-275-378903-4296-2035

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